誰でもネットショップを開設できる「BASE」ですが、サポートは弱めです。

個人のショップを探せるサービス「BASE」

BASEのロゴ

BASEは個人が簡単に出店できるネット通販サイトです。
素人でも綺麗なネットショップを無料で作ることができ、カード決済サービス等も利用できます。
手軽さを理由に出店数は国内最大級の150万店舗以上を誇っていて、全体的に大手よりも個人など小規模ストアの出店が多いです。

 

BASEの利用方法

BASEの使い方

はじめに、出店者側のルールと利用する流れを説明いたします。
BASEは無料で簡単に自分のネットストアを出店できるサービスで、基本的にはBASEで出店している人だけで構成されるショッピングアプリ「BASE」内で集客する流れです。
ショッピングアプリBASEは利用者数800万人以上の実績を持ち、アプリ専用でWebブラウザ版の用意はありません。

 

このほか、BASEではECサイト内での出店ではなく、独立した通販サイトとして運営することができます。
BASEで作った通販サイトだと分かる状態で出店するなら無料です。さらに月額500円のオプションへ加入すればBASEのロゴをなくして独自ドメインを使うことができます。

 

つまり、BASEは低コストで本格的な独立通販サイトを作ることが可能です。
私達消費者がなにげなく見ている個人店・小規模業者の独自通販サイトは、BASEで作られたものかもしれませんよ。

 

こうした出店者側の活用法から分かる通り、BASEを利用した通販サイトは想像している以上に身近な存在で、BASEを知らない人でも気付かないうちに使っていることがあります。
BASEに出店している個人ショップからオリジナル商品を探したいという方は、ショッピングアプリBASE内で検索してみましょう。

 

値段は割高?割安?

電卓で損得を計算する男性

個人ショップですので薄利多売をしているケースが少なく、基本的には定番商品を安く買うのではなく、他では買えない商品を探している方に向いています。
ストア側の手数料は販売額に対して6.6%+40円で、内訳は以下の通りです。

 

  • BASEかんたん決済手数料:3.6%+40円
  • サービス利用料:3%

 

いずれも送料を含めた総額に対してかかる費用で、基本的にBASEで売られている商品はBASE簡単決済を利用する流れになります。
メルカリなど大手フリマアプリの手数料(10%)に比べて割安で、ヤマト運輸と提携した全国一律送料の配送プランが用意されています。

 

ちなみにアマゾンの販売手数料はカテゴリーによって変わりますが、大半の商品が8~15%です。
コスト面で見てもBASEは魅力がある通販サイトですが、大手通販サイトに比べて集客力が劣るため大手の参入は少ないです。

 

保証が少ない

ストア側に対する不正決済時の保証制度はありますが、買い手側に対して行う運営の保証やサポートは弱いです。
基本的にはストアと直接連絡を取って返品や返金の交渉をする流れになり、運営が交渉を代行することはありません。
相手が返金に同意した場合は、決済方法によっては自ら決済会社に連絡して手続きをしないといけません。

 

また、個人ストアによるハンドメイドのアイテムは耐久性が弱いことがあるので注意してください。
サポートや商品品質は大手通販サイトに劣ります。利用する際はショップや商品のレビューをしっかり確認しておくことが大切です。

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