アマゾンや楽天と比較した際のYahoo!ショッピングの強みを解説します。

アマゾン・楽天を追う「Yahoo!ショッピング」

Yahoo!ショッピングのロゴ

通販サイトはアマゾンと楽天の2強と言われていますが、3番手の立場からシェアを拡大しているのが「Yahoo!ショッピング」です。
歴史の古い通販サイトですが、昨今はPayPayの普及がきっかけで急成長しています。

 

出店数トップで最安商品多数

Yahoo!ショッピングの特徴は、出店手数料の安さを理由に小規模のストアが非常に多いことです。
楽天と同様に出店特化型ECサイトになるのですが、Yahoo!ショッピングは原則として出店手数料とロイヤリティが無料になっています。

 

ポイントと書かれた積木とスマートフォン

売れなければ費用がかからないので手軽に出店でき、売れた場合はポイント原資分やキャンペーン原資分などの項目で3.5%~の手数料を取られる仕組みです。
手数料が安いため、販売価格が最安の商品が見つかるケースもたくさんあります。
従来からYahoo!ショッピングはTポイントと連携したポイントサービスで人気を集めていました。
昨今はTポイントに加えてPayPayボーナスを2重に貯められるようになり、ソフトバンクユーザーとYahoo!カード利用者はポイント還元率が優遇されます。

 

デメリット・問題点

デメリット

シェアを拡大中とはいえ、アマゾンと楽天には大きな差をつけられていて、売上は大手2社に比べて3分の1以下程度しかありません。
それに対してストア数が非常に多いため、Yahoo!ショッピングは1店舗あたりの売上単価が低いです。

 

自社販売・自社配送するAmazonや大手のストアが多数出店している楽天に比べて、Yahoo!ショッピングは薄利多売の商売スタイルを実現できない店舗が多く見られます。
需要が高い人気の商品カテゴリーでは、他の通販サイトよりも割高なケースがあるので注意しましょう。

 

また、スピード配送に強いAmazonや配送方法の見直しと自社便の拡充に取り組んでいる楽天に比べて、送料が高くて発送が遅い傾向があります。
総合力で劣っている印象を受けるほか、無料で出店できるルールの反動で対応の悪いストアが散見されます。

 

 

Yahoo!ショッピングは、他の通販サイトに比べて安い商品や信頼できるストアを見極める必要性が高いです。
アマゾン・楽天に比べた弱みが顕著に出ていますが、出店数が多くてストア側の手数料が安い利点によって、上手に活用できればお得にネットショッピングを楽しめますよ。
TポイントとPayPayボーナスによる2重のポイント制度とキャンペーンを上手に活用することが大切です。

 

セールが少ない

楽天では楽天スーパーセール、アマゾンはプライムセールやタイムセール祭りなどが有名ですが、Yahoo!ショッピングは他のネット通販に比べて大々的なセールが少ないです。
一部で24時間タイムセールや半額祭りなど小さなセールイベントを実施することはありますが、テレビCMやYouTube広告を頻繁に出すような大規模セールは滅多に開催しません。

 

魅力的なセールイベントが少ない一方で、時期に関係なくいつでもお得に買い物できるのがYahoo!ショッピングの強みです。
セール時期にまとめ買いをするのではなく、欲しい時に欲しいものをすぐ買いたい方はYahoo!ショッピングをチェックしてみると良いでしょう。

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